今日は休みです。時が過ぎるのは早い。来年の暦が届きました。
一年間があっという間に過ぎる。歳を取ると、時間の感覚が変わるといわれています。いっそう早く感じる。
今月は女教皇、今日はカップエース
カップエース
出た記憶があまり無い。
丸い十文字は聖体です。そうするとカップクィーンと同じように、カップはたんなる盃ではなく、聖杯という意味が強く印象付けられます。
水が四方向に流れ出している。
四つのエレメント、四海、あるいはエデンから流れ出している川。
下に描かれている水の中から睡蓮が咲いています。
水中から咲く花は神秘的なものの象徴です。
頭上の聖なるものから注がれた水が下にあるもの(この世)を潤す。
潤ったものは、自らのなかにある神秘的なものを開花する。
小アルカナを通して大アルカナを感じてください。
水をそそぐタロットカード。
女教皇
白い柱と黒い柱に支えられた、こちら側の世界からベールの向こう側の世界を憧れる。
いま気が付いたが、このタロットカードの水平線の位置が高い。これだけ高く描かれているのは、他に一枚だけです。あっちも静寂を感じさせる。
女教皇・カップエース
静かにして、注がれる水を感じる。
時が来たらベールの向こう側の世界を観ることができるかな。
不思議。64年間が幻のようだ。
冬のカトマンズで飛行機に乗り遅れ、査証も切れかかり、金も残り少なくなり、雨漏りのする安宿で寒さに震えていたのは俺だったのだろうか。
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