2018年9月27日木曜日

9月27日(木) 太陽・カップ5

休みです。


9月【9月8日から10月7日】の運勢を掲載しました。
http://www.uranai-japan.jp/unsei.html

9月のインタビューを掲載しました、今月は「リーダーの資質」です。
http://www.uranai-japan.jp/intervew.html

9月30日(日)13時から無料占い会を東京江東区清澄白河で開催します、ぜひお越しください。
http://nakagawa-uranai.blogspot.com/2017/10/1029.html

九紫火星の方、年配の友人との関係を深めてください。有益な話が聞けます。



今月のテーマは太陽。今日の鍵はカップ5


カップ5

寂しいカードですね。
黒い長マントを着た男性がうなだれ佇んでいます。彼の前には倒れて中身がこぼれてしまった三つのカップがあります。
背後にある二つのカップや遠景の川、川に架かる橋、向こう岸の城へと続く道は目に入らない。

(もうだめだ、全て終わった)
(なんであんなことをしてしまったのだろう)
(あのときに注意さえしていれば)

悔やんでも悔やみきれない。こんな事態になる時は誰でも人生で何回かあると思います。
生きていれば、これからもあるかもしれません。


でもさ、今まで、なんとか、やってきたじゃん。
今日も乗り切れるさ。








カップ5
5、川、橋、道、城が描かれています。

5は人間を象徴するときもあります。五芒星が、両手をひろげた人間の姿に似ているからでしょう。両腕、両脚、頭ですね。

また、太母神の五つの仕事(誕生、成人式、完成、休息、死)を表すときもあります。カップ5でいえば、休息かな。
休息をとる必要があります。


二つの世界を結ぶもの、異なるものを結ぶもの、二つの時代を結ぶものとして描かれます。
寂しい世界と城で守られ安心する世界が結ばれています。

このカードに出会うと、救済は死後にくるのではなくて、生きてる間に来るんだなと思うときがあります。
川向こうの城の世界へ行くためには、背後の二つのカップを持ち、橋を渡るだけ。




カップ5
寂しさを埋めるためになにかをする必要はなく、休息し時間が過ぎていくのを待つ。
待つのは辛いけど、動いて背後の二つのカップを蹴倒すのも避けたい。






太陽

旗と同じくらいの重要度として、馬に乗るという行為が描かれています。
馬は生きるための本質的な衝動を表しています。その衝動を御する。

瞑想で呼吸を重要視するのは、呼吸するという行為が生きるために絶対に必要であり、しかも意識してある程度は制御できるからだと思う。







太陽・カップ5
心身を鎮める時間を作ろう。




背後の二つのカップに何を入れるか。

僕の場合は、倒れて取り返しのつかない三つのカップの中身は65年間という時間です。
65年間で味わったこと、経験したこと、感じたこと全て。
楽しかったこと、苦しかったこと、悲しかったこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、怒ったこと、などなど。全て。




背後の二つのカップになにを入れるか。
動き回り、探し回れるのは、体力的にあと10年は無いだろう。
それとも動き回ったり、体力を使ったりしなくとも、見つかるものなのか。

見つかる運命ならば見つかる。





橋はなんだろう。
結婚したことかな。
今年4月に森田童子が亡くなったことかな。
もう、カップが倒れる世界にはあまり未練が無い。





道はついているし橋もある。まるで【月】のカードのようだ。
あとは背後の二つのカップになにを入れるかを見つけられたらいいなぁ。

気は短い、そんな長い時間をかけて探してられない。
見つからなかったら、なりたい自分をカップに入れて歩き出しちゃう。



ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

南無無辺行菩薩
南無上行菩薩
南無多宝如来
南無妙法蓮華経
南無釈迦牟尼仏
南無浄行菩薩
南無安立行菩薩

雨ニモ負ケズ 宮沢賢治  
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