2018年7月5日木曜日

7月5日(木) 悪魔・ワンド9

休みです。
7日は臨時休みです。
21日から24日は臨時休みです。

今月の運勢を掲載しました。→http://www.uranai-japan.jp/unsei.html
今月のインタビューを掲載しました。→http://www.uranai-japan.jp/intervew.html

今月は悪魔、今日はワンド9がテーマです。



ワンド9
空は青い。ソード8のように人物を要素が取り囲んでいるのでもない。ペンタクルス4のように人物が要素を抱え込んでいるのでもない。



遠景の緑の山。森林は庭園や畑と対比されます。手を加えられていないもの。あるいは手を加えることが出来ないもの。



男は棒に寄りかかって、かろうじて倒れずにすんでいるよう。疲れちゃったんだな。
疲れちゃってるけど、やらなきゃならないことがある。手強いものが左側から押し寄せてくる、そんなイメージです。
一見するとガードのように見えますが、行動を必要とするカードです。







悪魔
ある種の人たちには、悪魔のカードは正位置より逆位置のほうが厳しい。
何年前ぐらいだろう、幸せになりたくない人たちがいるのではないだろうかと気づいた。その後、アドラーの本を読んでますますと、その感覚は強まりました。

そんな人がいるわけないと思うでしょ?そうでもないんじゃないかな。

配偶者の暴力が酷くても離婚できないとか、親の呪縛が苦しいのに独り暮らしができないとか、気持ちよくないのに止められないとか。
見知らぬ幸せより、慣れた不幸を選んでしまう。

深刻化すると敢えて自分を傷つけるほうを選んでしまう。
これは間違いだ。

短い五章による自伝

第1章
私は通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私は落っこちる。
私はどうしたらいいのかわからない、・・・どうしようもない。
これは私の間違いじゃない。
出方がわかるまでものすごく時間がかかる。

第2章
私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私はそれを見ないふりをして、
またまた落っこちる。
また同じ場所にいるのが信じられない。
でも、これは私の間違いじゃない。
やはり出るのにずいぶん時間がかかる。

第3章
私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
それがあるのが見える。
それでも私は落っこちる、・・・これは私の習癖(くせ)だ。
私の目は開いている。
自分がどこにいるのかわかる。
これは私のしたことだ。
すぐそこからでる。

第4章
私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私はそれを避(よ)けて通る。

第5章
私は別の通りを歩く。

作/ポーシャ・ネルソン 訳/深沢道子


まだ、第3章だなと、日暮れて道遠し。頑張れ!



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