今月は女帝、今日はペンタクルス8が鍵です。
ペンタクルス8
石の彫刻家がペンタクルスをトロフィーのように積み上げています。
街に背中を向けている。街は大衆であったり、常識を表します。
集合無意識や個性を埋没する象徴としても描かれます。
だが、このタロットカードに描かれている人物は孤高を気取るわけでもなく、反常識を掲げるでもなく、ひたすら目の前にある作業に意識を集中しています。
こういう時間をたくさん過ごした人が幸せな人生と言えるのかもしれません。
面白い本を読んでいるとき、恋人と語らいあっているとき、勉強に集中しているときに、「え!もうこんなに時間が過ぎたのか」と驚くときがあるよね。
「8」のタロットカードは、時間と強い関係があります。
時間って不思議。
過ぎてしまえば、過去はどこにもない。記憶の中にあるだけ。それも(過去)が記憶の中に、脳細胞の中にあるわけじゃない。
思い出したときに、(過去があった)ように感じる。
このCDはヘイトアシュベリーの中古CDショップで買った。 10年以上前か。
サンフランシスコに行ったのだと思い起して、それが夢ではなく記憶だと言えるのは、このCDがあり、俺の右上腕部に鳥がいるから。
もうこの頃は、占いを仕事にし始めていたかな。
ペンタクルス8のように過ごす時間が少しずつ増えていた。
有り難い。
ペンタクルス8の槌と金床も両性具有を表します。
両性具有は(ふたなり)を指しているわけじゃないんだ。(一見すると対立するもの)の統合です。
女帝
川の流れは、時間を表します。人生って、どんな時間を多く過ごしたかということでしょう。
滝は、流れ落ちる水が男性。受け入れる滝つぼが女性。
時間の過ぎていく中で、どれだけの人数の異性と仲良くなれるかが問われているわけではありません。
西城秀樹さんが亡くなった。63歳だって、早すぎる。俺より年下だよ。60歳を過ぎると健康かどうかは、努力よりも運の力が大きいと思う。
大したこともなかった。
変な人生だった。変な時間の過ごし方が多かった。
ヤワラートで文無しに近い状態になり、汗だくになりながら雑踏の中を足を引きづりながら歩いていたのは俺だったんだろうか?
女帝・ペンタクルス8
思いっきり楽しもう。変人だと街の人が噂をしようが構わない。
Love & Peace
今月のインタビューを掲載しました、「嘘」について語っています→ http://www.uranai-japan.jp/intervew.html
5月【5月5日から6月5日】の運勢を掲載しました→http://www.uranai-japan.jp/unsei.html
中川昌彦オフィシャルサイト→http://www.uranai-japan.jp/
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
南無無辺行菩薩
南無上行菩薩
南無多宝如来
南無妙法蓮華経
南無釈迦牟尼仏
南無浄行菩薩
南無安立行菩薩
〔雨ニモマケズ〕
宮澤賢治
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