2017年6月5日月曜日

6/5 審判・カップナイト 

横浜関内占い月天子に12時から21時ころまでいます。
今月は〈審判〉、今日は(カップナイト〉

〈審判〉
描かれている海。これは深層心理。歓喜は個々の体験。内なる声が聞こえ、解放される内なるもの。
棺は物質。物質から解放される意識。

Let the card continue to depict, for those who can see no further, the Last judgment and the resurrection in the natural body; but let those who have inward eyes look and discover therewith.

ここは、どう訳すのかな。
「見ることのできる者」にも「見ることのできない者」にも「復活」はあるということ?
善者も悪者も、いずれは「ラッパの音」を聞く。

どんな存在も救済されることを、このカードは表していると思います。

人間関係での悩みってすごく多い。親子、夫婦、同僚、友人、近隣などなど。
悩みの種類も様々、イジメ、無視、嫉妬、放置、暴力、虐待など。
苦悩の根本は、死と人間関係だけじゃないかとも思う時すらあります。

嫌いな人、苦手な人、憎んでいる人がいたとする。
その人が救済され楽になるイメージは出来ますか。救済の手助けをできますか。
このカードは、そこまで要求していると思う。


実占時には、質問者が重苦しいものを取り除き光を見出す時に出ます。生きづらさは何から来るのかを確認すること。




〈カップナイト〉
意味のある幻を視ること。兜は翼が飾り付けられています。ヘルメスでしょう。







〈審判〉〈カップナイト〉
ゆっくりとした動作を心がけ、意識を内に向けて生きづらくさせているものはなにかを見る。

争いも平和もない世界。
愛も憎しみもない世界。
光も闇もない世界。

理想だ。



今日は芒種。
イネ科の種子を蒔くころとされています。梅雨入りも間近です。
今年の夏はなにをしようか。




6月の運勢をアップしました。
6月のインタビューをアップしました、今月は「タイムマシンの旅」です。
中川昌彦オフィシャルサイト  
続きを読む
      edit

2017年6月4日日曜日

6/4 審判・ワンド4

休みです。
今月は〈審判〉、今日は〈ワンド4〉

〈審判〉
死者がよみがえる。
思いだし、PKディックの「逆まわりの世界」をポチった。

放浪途中に出逢ったディックの最初の小説。もちろん他の色々な品々同様に放浪途中に紛失。
どんな筋書きだったかも想いだせないが墓場から死者が生きかえるという設定。逆回りに流れる時間。

楽しかったなぁ、あのころ。戻りたくないが。





(死者がよみがえる)とはどういう事なんだろう。
遠い昔に無くした何か。何かがないまま過ぎる月日。無いことに慣れていく日々。何を無くしたのかすら分からなくなる。無くしたことすら忘れる日々。その日々が壊れることによる心の作用。




〈ワンド4〉
迎え入れてくれる館と人たち。ホテルカリフォルニアではなく、ロードハウスだろう。
いずれは立ち去る場所。今は休む。





〈審判〉〈ワンド4〉
まずは肩に担いだ荷物を降ろす。休む。
そうすると、なにを無くしたのかを想いだせる。

探しに戻るも善し、ないままに進むも善し。



乞食、サラリーマン、売春婦、プッシャー、反社会勢力、軍人、役人はどこの国にもいるだろうが、サドゥがいる国ってインド、ネパールだけ?パキスタンやバングラデシュにもいるかな。


6月の運勢をアップしました。
6月のインタビューをアップしました、今月は「タイムマシンの旅」です。
中川昌彦オフィシャルサイト 
続きを読む
      edit

2017年6月3日土曜日

6/3 審判・カップクィーン

東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から21時ころまでいます。

今月は〈審判〉、今日は〈カップクィーン〉

〈審判〉
They will understand that it has been called truly in the past a card of eternal life
 彼らは過去に本当の永遠の命のカードと呼ばれてきたことを理解するでしょう
永遠の命。神から選ばれたものが手に入れる。第二のエデン。
ウェイト氏による、そのような注釈がついています。

では、救済は肉体の死を通過しなければ手に入らないのだろうか?
それはそれで、仕方ないのかもしれない。

肉体の死を通過しなければならないのかもしれないが、俺はもう少し力を尽くし現世で救済は無いのだろうかと探してみます。





〈カップクィーン〉
色白で金髪の女性。夢を見る女性。聖盃を持つ女性。 幻視する女性。
そのような人物に自分を重ね合わせる。

この女性は「マリア」です。
ピエタ。泣くマリア。血を杯で受け止めるマリア。血まみれのマリア。血を流すマリア。ともに悲しむマリア。罪の女。マリア。







〈審判〉〈カップクィーン〉
他者を救済するために自らの血を流せるか。

幻視するマリア。


二年前、巽宮回座の年。風に成れなかった。

今から五年後、坤宮回座の年には畑になる。成れなかったら西が七赤金星なので、インドに渡り旅券も捨ててサドゥになります。
ワンオラクルしたら〈ソード10〉でした。予想通り。



なれるかなれないかは、2019年艮宮回座暗剣殺年にわかる。あと二年。




続きを読む
      edit

2017年6月1日木曜日

6/2 審判・カップ7

東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から21時ころまでいます。

今月は〈審判〉、今日は〈カップ7〉

〈審判〉
墓からよみがえった人たち。

It should be noted that all the figures are as one in the wonder, adoration and ecstacy expressed by their attitudes
彼らの態度によって表現される不思議、崇拝、恍惚のようなものであることに注意する必要があります

墓からの解放。
単に「古い思考や生活パターンから自由になる」というのなら〈悪魔逆位置〉でも構わないでしょう。

意識の変革というほうが近いかもしれない。
変性意識。
アルタードステーツ。
W・バロウズが求めたイェージ。
すぐそこに〈世界〉がある。即〈世界〉の〈審判〉。

信仰を持っている方なら、ご自分の宗教の流派に、神秘主義があるかどうか確かめてください。
創造神との一体感を味わうと、このカードの理解が早いかもしれません。




〈カップ7〉
黒い人物、まだ色がついていない。
雲の中に浮かんでいる〈カップ〉のどれかを選ぶことで、自分の色を出せる。そんなイメージで読んでください。
雲、天界のもの。どれを選んでも吉です。





〈審判〉〈カップ7〉
選ぶ。選んだものを他者を救済するために使う。




俺は何色を選んだら、誰かの役に立つのだろう。


↑は5/30に占った「俺の運命」
翌日に一人の生徒と検討した。

〈カップ2逆〉を、どうするかという点です。〈ペンタクルス9逆位置〉〈ワンドクィーン逆位置〉という、いじけているとこはサラッと流して!

〈ワンド5〉〈ソード2〉〈カップペイジ〉、これらから受ける影響として〈カップ2逆位置〉は、そのままでいいのじゃないかという点で意見は一致。




〈カップペイジ〉
問題ない道。
続きを読む
      edit

6/1 審判・ペンタクルス6

6月に入りました。じめじめした天気が続きますが、自然体でいきましょう。

今月は〈審判〉、今日は〈ペンタクルス6〉

〈審判〉
やなカードだなぁ・・・まだ血肉になっていない・・・などと愚痴をこぼさせてください。

ウェイト氏はキリスト教のベースがぬぐいきれないが、このカードを描いたパメラ氏は「宗教」という枠組みを超えた方ではないかと想像しています。

最後の審判を思い浮かべる方も多いと思います。
墓場から蘇る人々と自分を重ね合わせることもあるでしょう。

しかし、今月はその王道的解釈から少し離れて(天使)の立場から見てみましょう。
救済の知らせをもたらす者。

僕は、このカードにいくつかの単語を当てはめるなら、その一つに「慈悲」という言葉をあげます。

慈悲
他者に利益や安楽を与える、与楽。
他者の苦に同情し救済しようとする思い、抜苦。
岩波仏教辞典より抜粋

妄想かも知れないけど、このカード、そして〈0愚者〉〈世界〉へと続く流れを感じると、パメラ氏は悟った人ではないかとも感じる。 





〈ペンタクルス6〉
「商人の姿をしたものが乞食に恵んでいる」と述べられています。
「A person in the guise of a merchant」なんだよ。
なんで「in the guise of」だろう??

実占時には、〈天秤・バランス〉というイメージを強くして読んで構いません。
人生、うまくはいかないが、ケルト十字を展開して、4番に〈ペンタクルス8〉、10番に〈ペンタクルス6〉なんて並びなら最高だね。






〈審判〉〈ペンタクルス6〉
月の初めから、この並びか。今月の困難さが思いやられます。

商人を装った者は悪人なのかもしれない。偽善者なのかもしれない。
歳をとりすぎたせいか、偽善とか偽悪とか考えるのがめんどくさい。めんどくさいことは大嫌い(笑)

善を行う者は心がどうであれ善人。悪を行うものは心がどうであれ悪人。
"Keep it simple, stupid"

フリでもなんでもOK、今日は「善を行う」

忘れてほしくないのは、善が良くて悪がダメだということじゃないってことなんだ。

続きを読む
      edit

2017年5月30日火曜日

5/31 皇帝・ワンドキング逆位置

東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から21時ころまでいます。

今月も終わり。

今月は〈皇帝〉、今日は〈ワンドキング逆位置〉

〈ワンドキング〉
このカードには〈火〉の象徴がてんこ盛りです。
ライオン、トカゲ、髪の色。式帽や衣服の色。

〈キング〉自体が、〈火〉に属する性質を持つので、〈ワンドキング〉は火の中の火。
持っている棒は〈花が咲く棒〉です。選ばれしものが持つシンボル。

実占時には、コートカードですから、質問者や登場人物と読むほうが一般的です。
ただ、ケルト十字で二番、四番、九番にでると、王の性質である〈外部へ向けての行為〉と読んだほうが整合性が出ます。

情熱。正直さ。良心的。
これらのイメージ。

ただ、今日は逆位置に出た。
ワンドのコートカードが逆位置に出ると、少々威圧的、乱暴な人物の印象があります。
今日は自分の行為が、威圧的、乱暴にならないか気を付けよう。






〈皇帝〉
精神世界の権威者。
権力者でもなく、物質界でもないことを忘れずに。
ここで、精神というのは霊的とは違うからね。心というか、前六識といったほうが正しいか。




〈皇帝〉〈ワンドキング逆位置〉
五感から受け取るものに、動揺しないで対処できるかが問われます。




当たり前だが、五感を通じてしか認識できない。
そして、認識したものが正しいかは自分にも、他の人にもわからない。

心によって、五感の作用も変わってくる。
見たいものを見る。聞きたいものを聞く。
心の反射作用が五感の働きを決めると言ってもいいくらいです。


今月は〈皇帝〉だったから、心を鎮めることを第一にしてました。目を閉じて、身体を出入りする空気だけに識を向けていた。
ちょっとだけ、心を鎮めるコツを掴みました。




気分は野良猫で過ごします。
続きを読む
      edit

5/30 皇帝・ワンド6

横浜関内占い月天子に12時から21時ころまでいます。

今月は〈皇帝〉、今日は〈ワンド6〉

〈ワンド6〉
月桂樹の冠をいただき、月桂樹の冠をつけた棒を持ち、足軽たちと共に進む男。
偉大な知らせをもたらす者と述べられています。

凱旋している勝利者ともいう。
ここでの勝利は、単に敵を打ち負かすということではなく、〈ソードエース〉の王冠と結びつけても構わない。

偉大な勝利者の向かう先はどこだろう。
ニルヴァーナかな。

先日、「100万回生きた猫」という絵本を、ふと思い出した。昨日も、ふと考えた。
猫がなぜ生まれ変わることが無くなったのか。
愛する猫と巡り合ったということもあるだろう。
そして、猫は初めて野良猫として生まれ、野良猫として生きて、野良猫として死んだからじゃないかとも思いました。






〈皇帝〉
深く静かに思う。






〈皇帝〉〈ワンド6〉
どこへ向かうのかを深く静かに思う一日。



野良猫が求めるのは心地よさ。

続きを読む
      edit