2018年2月28日水曜日

2月28日(水)審判


画家:ジョージ・モーランド
タイトル:宿屋
製作年:1780
収蔵:メトロポリタン美術館



東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から21時ころまでいます。
2月も終わりです。今月もありがとうございました。

今月の鍵は審判でした。
さざ波の水面、墓、裸の子供や男女、陸地、木々、雲、天使などシンボルがたくさん描かれているタロットカードの一枚です。

天使や手前に大きく描かれている男女と子供に目が行くが、このタロットカードの本質は遠景に描かれている(その他大勢の人たち)じゃないだろうか。

たとえば、悪魔。
このタロットカードの本質は、悪魔でも裸の男女でもありません。
描かれている。





審判に描かれている(その他大勢の人たち)、信仰を持たない人たちも慈悲なる神のもとで救済されるという万人救済主義に興味があります。




旅に出たいなぁ。
今日も何回も呟いた(旅に出たいなぁ)
さっき、ここ当面の流れを占った。
ソード9だもん、(旅に出たいなぁ)と呟くのも分かるでしょ。
だが僕の(旅)は旅行じゃなくて(放浪)だから、旅に出るのも慎重になります。
少なくともあと5年は生きていたい。放浪すると昔に戻ってあっと言う間だろうし。
だいぶ前の話になるけど妻と喧嘩をしたときに「私と結婚してなきゃあんたなんかとっくに死んでたんだからね!」と怒鳴られた。返す言葉ないじゃん。

ワンド6、ペンタクルス6、ソードエース。相変わらず、この辺にでるタロットカードは良い感じだよなぁと自画自賛。

この展開を観て、女教皇逆位置を受け入れるか、それとも回避するかは、質問者次第ですね。どちらも吉です。
もし、女教皇逆位置を変えたいというなら、ポイントは一か所だね。

あるいは、受け入れるか、回避するかを二者択一で展開しなおしても善し。










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2018年2月26日月曜日

2月28日(火)審判・ワンド4逆位置


画家:ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
タイトル:アニック・カースル
製作年:1829
収蔵:南オーストラリア美術館

臨時休みです。
月天子の後片付けをします。少々の荷物を運び出すだけです。
5年間という短すぎた期間です。

だいぶ学んだ。


今月は審判、今日はワンド4逆位置が鍵です。

ワンド4逆位置
このタロットカードは逆位置に出ても意味は変わりません。


花輪を持った人たちが描かれています。
花輪は豊饒と繁栄を表しています。
死も表すみたい。生贄となった人の頭には花輪を置くようです。




橋も描かれている。橋はいつも説明している通り。橋が描かれていることは、その下には川が流れているのでしょう。川もいつもの通り。




館は荘館です。荘園に建っている館。
荘園は公的支配の少ない場所です。治外法権。フリーダム。

70年代、マナリでもホテルカリフォルニアは流れていた。あの村も公的支配がほとんどない場所でした。

インド人のジャンキーが歌詞を一文字一文字書いてくれ、俺は英和辞典で調べた。
橋の下をたくさんの水が流れた。
90年代、日本。アンプラグドのホテルカリフォルニアを聴いたときの状況は鮮明に覚えてます。
泣いた。大泣きした。そばにいた妻は不思議そうに俺を見ていた。


領主とか貴族とか憧れるところもあるけど、奴隷のように働く人がいて成り立っているんだよなぁ。そして奴隷の多くは反発するのではなく、ご主人様を崇拝し憧られる。
この辺は現代と変わらないな。






ワンド4
花輪を受け取るだけで、橋を渡り荘館には泊まらないほうが善いのかもしれません。「4」だしね。






審判
 自分のなかにある諸々の事物が解放されていく。






審判・ワンド4逆位置
一時的な繁栄に止まらないこと。






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2月26日(月)審判・ソード2



画家:ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
タイトル:スタファ島のフィンガルの洞窟
製作年:1831 - 1832
収蔵:イエール大学英国美術センター

今日は月天子閉店作業のため、ご予約いただいた方のみの鑑定になります。
5年ほどの月天子、短すぎた。
色々と学びました。これを教訓として残りの人生に活かしていきます。



今月は審判、今日はソード2が鍵です。

ソード2
占い時には、事態は解決していないが一時的な均衡状態の時に出ます。
病気で言えば、完治したとは言えないが悪化はくいとめた状態みたいな感じ。

まさしく、今の俺だな。



背後に描かれている島。
無意識の海に飲み込まれないための避難所としての、意志や意識という解釈でいたんだけど、もう一歩深く知りたいと思っていました。

島はユートピアと関連する神話があるようです。
カリュプソ島神話が関連するのかもしれないし、神話には島は沢山出てくる。国産みの淡路島みたいに。
補陀落がスリランカだという説もあるし。

女護島みたいなところがあるかもしれない。
渡〇野島じゃないよ。





審判
ふと、法悦と降りてきた。
この解釈もありだな。







 審判・ソード2
至高の境地があることを忘れずに、静かに作業を続ける。



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2018年2月25日日曜日

2月25日(日)審判・ワンド5

休みです。

今月の鍵が審判、今日の鍵がワンド5


ワンド5
争っているように見えますが、練習試合のようなものです。
若者たちも、兵隊ではなく民兵だと述べられています。



占いの時には、葛藤を意味することが多い。ソード5、ワンド7の戦いとは違うということを質問者に納得してもらえるように前後のカードとセットで読んでください。





なぜ、葛藤するのか?
それは向上心があるからです。どうでもいいやという時は葛藤がありません。
簡単に葛藤から抜け出すためには、優先順位を付けることです。





さて今日の僕は、なにを一番にするか。





審判
男、女、子供、その他の人々を、自分の中にいる象徴として捉えたならば?
揺れる水面や閉じ込めている墓から、諸々のシンボルが解放される。

天使のラッパが聞こえる。
解放されたシンボルの中から、天意に沿うものだけが選ばれる。
選ばれたとしても、天使のように羽が生えているわけではない。



シンボルの何が救済されるのかも天次第。
天地不仁 以万物為芻狗
聖人不仁 以百姓為芻狗
天地之間 其猶藁籥乎
虚而不屈 動而愈出
多言数窮 不如守中

神が天地を創造したのではなく、天地のなかに、自然や神や人間が出来たのかもしれません。
天地や神が仁でないのだから、人間が仁でないのも仕方ないことなのかもしれません。


悪いことをするより、善いことをするほうが気持ちいいからする。
それぐらいでいいんじゃないのかな。




審判・ワンド5
善のある行為を一番にする。





ワンド5
ワンドだからねぇ。熱意が沸き立つことを一番にしても構わない。
なにをやっても構わない。人の業・行為・カルマは天意からそれることはできない。

64年間で一番情熱をかたむけた行為は何ですかと聞かれたとき。
「革命です」なんて答えられたらカッコいいんだがなぁ・・・・・・おおっぴらに言えないのが悲しい(笑)

今、情熱をかたむけてることは何ですかと聞かれたら。
「アートです」と答えます。




Trips  continue.Love & Peace. 
今月のインタビューを掲載しました。今月は「2017年を振り返る」です。
http://www.uranai-japan.jp/intervew.html 

2月【2月4日から3月5日】の運勢を掲載しました。
http://www.uranai-japan.jp/unsei.html 



2月末で横浜関内占い月天子は閉店します。5年間ありがとうございました。
タロットメモ→https://ameblo.jp/nakagawa1953
中川昌彦オフィシャルサイト→ http://www.uranai-japan.jp/
 
占いを受けた体験談を1500文字くらいで書いてくださる方を募集しています。
二人の方に書いていただきました。
体験談1人間関係
体験談2 遠距離恋愛



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2018年2月24日土曜日

2月24日(土)審判・ソードペイジ

画家:ジャン=フランソワ・ミレー
タイトル:嵐からの逃避
製作年:1846
収蔵:メトロポリタン美術館
 
 
東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から21時頃までいます。
今月は審判、今日はソードペイジが鍵です。

ソードペイジ
He is passing over rugged land, and about his way the clouds are collocated wildly.
彼は険しい土地を渡っていて、その道については雲が激しく絡み合っている。


至高神の顕現。神意。仁愛。英知。
このタロットカードに描かれている雲は、嵐の予兆として捉えるべきでしょう。


四つのエレメントが創造的に交わること。 
嵐も、創造神の顕現として描かれます。



若者は警戒しているようですが、敵の姿は描かれていない。危険な雰囲気は感じない。


審判

純粋、無垢。
「悪知恵は衣服を必要とするが、真実は裸を好む」という諺があります。





審判・ソードペイジ
本当のことを知る。




ここ最近、バイクに乗る夢を見る。街中を走ったり、田舎の湾岸を走ったり楽しい。
夢占いで検索してみると、不吉で嫌な意味でもなさそう。
一人になりたいときも、バイクに乗る夢を見るようです。

咳をしても一人
尾崎放哉






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2018年2月23日金曜日

2月23日(金)審判・ワンド8逆位置


画家: トマス・コール
タイトル: 人生の旅路、高齢期
製作年: 1842
収蔵: ナショナル・ギャラリー (ワシントン)

人生の航路
人生の航路(じんせいのこうろ、英:Voyage of life)はアメリカのハドソン・リバー派の画家トマス・コールによって1842年に描かれた人間の宗教的な救済をテーマとする4枚の連作で、人間の誕生から死に至るまでの一生が船旅にたとえて展開される[1]。

人生の4つの段階:幼年、青年、壮年、老年期の寓意を表す4枚の絵画は、19世紀半ばのアメリカの荒野を、人生の4つの段階を象徴する四季に対応した風景の中、守護天使に伴われた旅人が生命の川を旅する。
「人生の航路」シリーズは次の4作品で構成されている。

Wikipediaより



ワンド8は「旅」も表します。

今日は東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から21時ころまでいます。
今月は審判、今日はワンド8逆位置が鍵です。

ワンド8
青空、川、丘、家、飛ぶということ、人が描かれていないこと。
面白いね、描かれていないことで語り掛けることがある。

いくつものシンボルが含まれています。どれも大事だけど、占的によって、どこを強調するか考えてください。

今日は逆位置に出た。
どこかに不具合が出ます。そんなときにはどうするかですね。
もちろん、基本は「どうするのか」と展開しなおすことです。
僕はもう歳をある程度とっちゃったから、自分を占ってワンド8逆位置が鍵のときは、展開することもなく「とまろう」で片づけちゃってます。





審判
救済です。
占いにタロットカードを使うときは、救済を現実世界のものとして落とし込まなきゃならない。

現実として、抜苦与楽の方法を見つけ出すこと。
具体策の無い精神論なんぞ無意味の極致です。




審判・ワンド8逆位置
ちょっとでいいから、足を止めて左右を見てみよう。誰かの手伝いを出来るかもしれない。








昨日から、上記のツィートがチラチラと頭の片隅でうごめいている。

>働けないなら生活保護もある。
これは、大賛成です。俺はそのためにも税金を払ってんだから。

>世界中が憧れるこの日本
ChikanとかHentaiが英語として使われるようになったからだろうか。
xvideoでhentaiと検索すると、マジにひどすぎるw

>我が貧困を政府のせいにしてる
俺の交友範囲が狭いからか、こういう人たちに出逢ったことがない。貧乏人や生活保護の知り合いは沢山いるけど、政府のせいにしてる人は一人もいない。
彼の周りにはいるんだろうな。なんちゅうか・・・「類は友を呼ぶ」んじゃないか?

一番、俺のコンプレックスを刺激したところ。
>まとも
この言葉に一番反応した。
「まともにしなさい」と何度言われただろう。

まとも。いったいどんな生き方が、まともなんだろうか。20代30代のころよりは、(まともに見えるように装う)ことは上手くなった。そして(装う)ことが苦しくもなくなった。

まともな生き方ねぇ。前にも書いたが、そこら辺の宗教家やスピリチュアリストや霊能者なんぞより、霊的な生き方をしているという自負はある。文字通り命がかかっているから。
だが、それが、まともかと問われたら、なんとも言えない。





今年で65歳。
歳をとって良かったなとつくづく感じる点の一つに「まともにしなさい」と俺に説教をする人がいなくなったことがあります。

女房は説教するけどね(笑)







Trips  continue.Love & Peace. 
今月のインタビューを掲載しました。今月は「2017年を振り返る」です。
http://www.uranai-japan.jp/intervew.html 

2月【2月4日から3月5日】の運勢を掲載しました。
http://www.uranai-japan.jp/unsei.html 



2月末で横浜関内占い月天子は閉店します。5年間ありがとうございました。
タロットメモ→https://ameblo.jp/nakagawa1953
中川昌彦オフィシャルサイト→ http://www.uranai-japan.jp/
 
占いを受けた体験談を1500文字くらいで書いてくださる方を募集しています。
二人の方に書いていただきました。
体験談1人間関係
体験談2 遠距離恋愛
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2018年2月22日木曜日

中川昌彦占い事務所@横浜

「なまけもの」です。
フリー写真素材サイト、GATAGさんより。
著作者:Александр !


今月末で月天子を閉めるので次の場所探しをしています。
先月には閉めることが決まっていたのに、次の場所を内覧したのは今日が初めて。
「なまけもの」です。





月天子のようなワンルームマンションと70年代の二階建てアパートを観てきました。

アパートはめっちゃ良い場所に建ってました。桜木町から徒歩4分、能楽堂の近くで回りは新しいビルやマンションに囲まれてひっそりと建っている昭和のアパート。
6乗と3畳、襖を外して9畳として使える。広さとしたら充分。






なんか、ぴんと来ないんだよなぁ。
風呂やトイレや台所が付いていると生活の匂いがする、これが俺には合わないんだと思った。
このへんは、感性なんだろうね。生活のスペースを上手く使える人もいるだろうけど、俺には無理だ。





事務所的なスペースに絞り込んで探す。
そうなると、適当な物件も少なくて、けっこう家賃が高いのよ。そこも問題。

週2日しか使わないんだから、貸会議室を月8日押さえてともチラッとよぎるし、もう歳なんだから秋葉原3日で生活するとかもチラチラと頭に浮かぶ。

問題は、この弱気がどこから湧き出してくるのかなんだ。
家賃とか運営できるかとかは、ほんの少しなんだ。
ほとんどは「めんどくさい」から来てる。

40過ぎるまで「めんどくさい」ことから逃げ回った生活をしていたから、もうライフスタイルの一部だな。

「めんどくさいことはしない」ということと、「そんな奴は人としてどうなのよ」ということの葛藤を楽しんでいるジジイの日常です。


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