2017年6月13日火曜日

6月13日 審判・カップ5

横浜関内占い月天子に12時から21時ころまでいます。
今月は〈審判〉、今日は〈カップ5〉

〈審判〉
全ての人が楽になる。全ての人が解放される。




〈カップ5〉
もちろん、意味は絵柄を見たままです。
だが、これは小アルカナ。人生の刹那を切り出したものです。

倒れたカップ、呆然と見続けるしかない人物。
だが背後には二つのカップが立っている。河には橋が架かっている。向こう岸には館が見える。

こんな瞬間がない人生が幸せとか運が良いとか言うのかもしれませんね。
だが、いつ僕たちに〈カップ5〉が訪れるか分かりません。

大げさかもしれないけど、三つのカップを失った者は残りのカップを館まで運ぶ義務と責任が生じる。




〈審判〉〈カップ5〉
「終わりではない」「まだやることがある」「それは誰かのためになる」


1990年6月
あの頃に一緒に遊んでた仲間はほとんど死んじゃった。
ちょっぴり寂しい。





6月の運勢をアップしました。
6月のインタビューをアップしました、今月は「タイムマシンの旅」です。
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2017年6月12日月曜日

6月12日 審判・ワンドナイト

横浜関内占い月天子に12時から21時ころまでいます。
今月は〈審判〉、今日は〈ワンドナイト〉

〈審判〉
すべての人物は、彼らの態度によって表現される不思議、崇拝、恍惚のようなものであることに注意してください。
It should be noted that all the figures are as one in the wonder, adoration and ecstacy expressed by their attitudes.

全ての人物
ここに、このカードの本質があるんじゃないだろうか。

〈節制〉や〈星〉のような、静かに満たされている感じはないけど、このカードには分け隔てなく喜ぶという、人間が持っている本来の明るい姿が描かれていると思います。

 
分け隔てなくです。
敵も味方も分け隔てなく。好きな人も嫌いな人も分け隔てなく。

ここまできたら、分けるということが無くなるまで即。


実占時には、質問者の本質が出てくる場合が多い。そして、質問者は単に本質を主張したり表明したりするだけではなく、一歩進んだ解決策を見つける。




〈ワンドナイト〉
彼は武装していません。
He is passing mounds or pyramids. 彼は塚やピラミッドを過ぎています。
これはなんだろうか?
まさか昔懐かし(笑)
Don’t trust anyone over 30 30歳を過ぎたやつらを信用するな

古墳よりも、王の権威よりも、古くから伝わるものを探す姿かな。

コートカードですから、人物として読んでいくのが基本。
もし、該当する人物が出ず、依頼者もそういうタイプでないなら、〈火〉と〈馬の脚〉というところから読んでください。


〈審判〉〈ワンドナイト〉
答えを探そう。


さて、64回目の夏が来ます。俺はどのように生きるか。
どのようにして「Don’t trust anyone over 30」をしていくか。

34年前。30になる手前。

メインの仕事は臨配(りんぱい)と呼ばれる仕事。まだ新聞が読まれていた時代。
新聞はインテリが作りヤクザが売ると言われていた時代。
新聞社は公然と発行部数を水増して平気だった時代。朝日も読売も産経も本社が販売店に新聞を押し売りしていた時代。


新聞って毎朝、毎夕必ず配達しなきゃならないじゃん。だが配達するのも人間だから病気になったりして休むこともある。また、新聞配達員なんてそれほど倫理道徳観念があるわけじゃないから突然辞めてしまうです。そうすると配達区域に穴があきます。

その穴を埋めるために臨配ってのが必要になるんです。

臨配団という組織があって、お金が無くなるとフラッと立ち寄る。そうすると「○○に行く?」と聞かれ、気が向いたらそこへ行きました。関東、東海地方のあちらこちらに行ったなぁ。
給料は普通のバイトより良く、そして部屋、食事付きだからお金は溜まる。
数か月働いたら辞めてブラブラダラダラあちこち観光して過ごす。






思考を止め、快楽が判断基準になっていた時代でした。


そんなんのをなんとか1980年代は続けられましたが、90年にはお手上げになりました。
日本では死にたくなかったんでバンコクかカルカッタでサクッと死のうと90年6月は準備をしていた。
不思議な感覚でした。社会を責めたり、親を責めたり、自分を責めたりなんてのは全く無かった。後悔も無かった。淡々と準備をしていた。
有ったのは痛みを伴うような寂しさだけでした。

翌月に運命が変わるとも想像もしていなかった1990年6月。






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2017年6月11日日曜日

6月11日 運命

休みです。

久しぶりに酷い展開かな。
疲れ切っているのがアリアリと出ているね。自分のことながら(可哀想に…)と思うよ。


救いと言えば、6、7、9、10と終盤域の数。
〈ワンド10逆位置〉をやりきる。



まぁ、〈ペンタクルス2〉をやると〈ワンド10逆位置〉になるから、〈ペンタクルス2〉をやらないと〈ソード6逆位置〉をするという読みもありです。

ウィリアム・B・イェイツの詩集「薔薇」から「年をとったら」When You Are Old(壺齋散人訳)

  年をとってまどろみがちになったら
  暖炉のそばで この本を手に取り
  ゆっくり読みながら 思い起こしてごらん
  自分が若かった頃の瞳の耀きを

  多くの男たちが若いお前を愛した
  時には偽りから 時には真心から
  だが年をとっていくお前の悲しそうな顔を
  愛した男はひとりだけだった

  燃え盛る薪のそばに身をかがめて
  すこし悲しそうにつぶやいてごらん
  その愛も山の彼方へ逃げ去って
  星屑の中に消えてしまったと


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2017年6月10日土曜日

6月10日 審判・ソードキング

東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から18時ころまでいます。

今月は〈審判〉、今日は〈ソードキング〉

連日のようにコートカードが続きます。
コートカードが多い時には、おおまかに三通りの読み方から入ると楽です。

〈ソードキング〉
He sits in judgment, holding the unsheathed sign of his suit.

このように述べられています。
不思議なのは、〈ソードクィーン〉に関しては剣の位置について述べられているのに、ここでは触れられていない。

〈カップキング〉と〈カップクィーン〉、ここにも共通した違いのような気がしています。

〈ソードキング〉〈カップキング〉
この二枚には不安定さが潜んでいる。





自分を占う時に、象徴カードして〈ソードキング〉がよくでる。
抜きがたい【偏り】が俺の中にある。
「人間なんてそんなもんさ」とは言いたくない。なぜなら、その【偏り】は俺の苦の元。

今日は自分の中にある【偏り】に注意をしましょう。





〈審判〉
But in this card there are more than three who are restored
しかし、このカードでは3人以上が復活しています

3ではなく、多数。





〈審判〉〈ソードキング〉
全てに対して偏りなく接する。
これは相当難しいかもしれないが、挑戦する価値はあると思う。



1990年6月
なんでこんなしつこく繰り返しているかというと、1ヶ月後に運命が変わることがあるから。
結局のとこ吊るしかないかもしれないけど、今月じゃないと思うよ。

棚ボタがあるかもしれない。




〈ソードキング〉
he is rather the power of life and death,

ここはどういう秘密があるのだろうか。
剣の王は生か死を決める力を持っているとでもいうことでしょうか?






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2017年6月9日金曜日

6月9日 審判・ソード女王

東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から21時ころまでいます。


今月は〈審判〉、今日は〈ソード女王〉


〈ソード女王〉
 Her right hand raises the weapon vertically and the hilt rests on an arm of her royal chair

垂直に持っていますね。ここが〈剣の王〉と違う点です。
ただし、垂直とはいっても慈悲は意味していません。
また、悲しみの女性という意味も付け加えられています。




1990年6月
まだバブルの名残がちらほらと。俺も都下とはいえ住まいは2DK。独り暮らしには十分。
サクッと放浪を〆られるように、テレビもエアコンも冷蔵庫も炊飯器も洗濯機も無く。

でっかいラジカセとCDやレコードが100枚くらい、本を10冊ぐらい
仕事から帰ると森田童子とDoors
キラキラ光るガラス管の中に真っ赤な地図の花が咲く




惚気に聞こえてもかまやしないが、女房のいい点の一つ。
俺が森田童子を聴き始めると一切語り掛けてこない。





このカードに描かれている女王は腕飾りを着けています。
ここを心に留めて読む必要がある場合が時として。
悲しみには。狂うか。生きるか。
生きることを選ぶときに、占いが一助になれば。






〈審判〉
all that is lower in our nature rises in response

天使が吹くラッパを合図に人の中にある拭い難い何かが上向く。
angel、天使としか言いようがないのだろうが。キリスト教的に言えばangel
仏教的に言えば諸菩薩じゃないかな。


そして、このカードの本質は、僕たちがangelに成れるということ。





〈審判〉〈ソード女王〉
悲しんでいる人に寄り添う。まずはそこから。






春先からタロットを学びたいという人が3人増えました。

なんども言っているけど、タロットや易などの卜占は3歳の子供でもできる。受気比だから。

良い占い師になってほしい。







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2017年6月8日木曜日

6月8日 審判・ソード6

休みです。

高橋新吉は著作権切れかな。

るす

留守と言え
ここには誰も居らぬと言え
五億年経ったら帰ってくる


今月は〈審判〉、今日は〈ソード6〉

〈ソード6〉
空は鉛色だし、人物は背中を向けているし、手前の波は荒立っているし。
剣は立っているし。陰鬱だが。

The course is smooth

好きなカードです。



この船は平底船だと述べられていますので、ここの水は海ではなく川。
川を渡る行為は此岸から彼岸。






〈審判〉
the accomplishment of the great work of transformation
偉大な変革の成果

変革。

great
ここに超越創造神を持ち込まないでいけるかなぁ。。。





〈審判〉〈ソード6〉
徹底的に遠くへ行く


徹底的


7時ごろ目が覚めてしまった。軽く食べて二度寝。二度寝をすると常に見る悪夢。




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2017年6月6日火曜日

6月7日 審判・ワンドクィーン逆位置


東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から21時ころまでいます。

暑くなりましたね。昨日は依頼者の方と「この時期は運勢とか運気とかより体調管理に気を配ろう」と言って大笑いしました。

今月は〈審判〉、今日は〈ワンドクィーン逆位置〉

〈審判〉

What is that within us which does sound a trumpet and all that is lower in our nature rises in response
私たちの中でトランペットを鳴らし、私たちの自然の中でより低いすべてが応答で上昇するものは何ですか




このカードでは、たとえ無神論であっても楽になり人間は向上すると説かれているような気がしています。


では、向上は永遠にし続けなきゃならないのかというとそうでもないようです。
永遠の修行なんてものはない。超越創造神を信じなくても。
常転如暴流 阿羅漢位捨
もう少し頑張ろうね。


But in this card there are more than three who are restored

ここが肝心じゃないかな。
三人以上の人々が描かれている、人々はecstacy。

すべての人がecstacy。
このカードに描かれている天使はミカエルだとも伝えられている。

いったい、天使とはなんだろう。
僕が天使の姿に見るものは菩薩道。
抜苦与楽の菩薩道。


宮沢賢治の有名な詩の一節
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ

善人も悪人も、好きな人も嫌いな人も、天上界にいても地獄界にいても歩ける道。




僕たちも歩ける道。



〈ワンドクィーン〉

親しみ深く、人をひきつける魅力のある女性。
肌の色は日焼けをしているのだろうか、浅黒いと述べられています。

仕事上の才能を持っている女性を指すときもあります。
実占時には、才能を内に秘めているときにも出ます。

まぁ、どうでもいいかもしれないが、個人的には〈ワンドクィーン〉タイプの女性が好きです!!

今日は逆位置に出ました。
注意する点として、おせっかいすぎることとか、もっと広げて才能の誤用などです。





〈審判〉〈ワンドクィーン逆位置〉
自分の力を慎重に使い、身近にいる人の苦しみを取り除く手伝いをする。





1990年6月。36歳の初夏。
聴いていたものはDoorsと森田童子。
時々、ジャニス。

俺は静かに着々と死ぬ準備をしていた。数ヵ月後には、ヤワラートかカルカッタあたりで吊ろうとしていた初夏。
キラキラ光るガラス管の中に真っ赤な地図の花が咲く。

1ヵ月後に運命が変わるとも知らずに(笑)





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2017年6月5日月曜日

6月6日 審判・カップクィーン


横浜関内占い月天子に12時から21時ころまでいます。
今月は<審判>、今日は<カップクィーン>

<審判>

But in this card there are more than three who are restored,
しかし、このカードには3人以上が復活している

以前のカードでは3人だったのかもしれません。
<3>という数字はヘキサグラムをつくる要素であり、魂の下降や上昇を示唆する数字でもあります。
神秘的な数。

そうではなく、あえて多数の人を描いた。

後述されているこの部分
 Let the card continue to depict, for those who can see no further

ここと関係してくるのじゃないだろうか。正当な教義を信奉するもの以外でも、魂の向上を目指すものはすべてが(神のラッパを聞く)。覚醒する。




悪人、罪人も改心すれば魂は向上し(楽)になるのだろうか。そうであれば助かる・・・・・・
韓国の映画。
子供を誘拐され殺された母親が主人公。苦しみ悲しみ、そして許そうと決意し死刑が執行される直前の犯人に会いに行く。
ところが犯人は刑務所の中で信仰心を得て、「私は神のもとへ行く」と安らぎの表情。

善人も悪人も悔い改めれば覚醒する。そうのなか?






そうであったら、つじつまが合う。






<カップクィーン>

先日も出た。
聖杯を持つ女。奉仕することで夢を設計する女。聖杯を持つ女、マリア。

流れた血を受け止める女。穢れていない罪の女。なんて解釈はあまりにも厨二的。
まぁ、俺は死ぬまで厨二。

放浪途中にはいろんなマリアに出会った。
リスカのマリア。ジャンクなマリア。ハイライト一箱代のマリア。呪うマリア。狂うマリア・・・

実占時には、自他の心の奥底を見つめ、優しくなるときに出ます。




<審判><カップクィーン>
もし、自分だったらと我が身に置き換えてみる。
以前、妻に笑われたことがある。
無差別殺人。だれでも良かったという人。
「怖いね」と人々は言う。

「世間の人は被害者になるのを怖がるけど、加害者になるかもしれないという恐怖は感じないのかな」と妻に言った。
「そんなことを怖がるのはあんたたちぐらいでしょ」と笑われた。





そこまで堕ちなくても、いつどんなことで「ローマの兵隊」になる可能性があるんじゃないのかな。





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6/5 審判・カップナイト 

横浜関内占い月天子に12時から21時ころまでいます。
今月は〈審判〉、今日は(カップナイト〉

〈審判〉
描かれている海。これは深層心理。歓喜は個々の体験。内なる声が聞こえ、解放される内なるもの。
棺は物質。物質から解放される意識。

Let the card continue to depict, for those who can see no further, the Last judgment and the resurrection in the natural body; but let those who have inward eyes look and discover therewith.

ここは、どう訳すのかな。
「見ることのできる者」にも「見ることのできない者」にも「復活」はあるということ?
善者も悪者も、いずれは「ラッパの音」を聞く。

どんな存在も救済されることを、このカードは表していると思います。

人間関係での悩みってすごく多い。親子、夫婦、同僚、友人、近隣などなど。
悩みの種類も様々、イジメ、無視、嫉妬、放置、暴力、虐待など。
苦悩の根本は、死と人間関係だけじゃないかとも思う時すらあります。

嫌いな人、苦手な人、憎んでいる人がいたとする。
その人が救済され楽になるイメージは出来ますか。救済の手助けをできますか。
このカードは、そこまで要求していると思う。


実占時には、質問者が重苦しいものを取り除き光を見出す時に出ます。生きづらさは何から来るのかを確認すること。




〈カップナイト〉
意味のある幻を視ること。兜は翼が飾り付けられています。ヘルメスでしょう。







〈審判〉〈カップナイト〉
ゆっくりとした動作を心がけ、意識を内に向けて生きづらくさせているものはなにかを見る。

争いも平和もない世界。
愛も憎しみもない世界。
光も闇もない世界。

理想だ。



今日は芒種。
イネ科の種子を蒔くころとされています。梅雨入りも間近です。
今年の夏はなにをしようか。




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2017年6月4日日曜日

6/4 審判・ワンド4

休みです。
今月は〈審判〉、今日は〈ワンド4〉

〈審判〉
死者がよみがえる。
思いだし、PKディックの「逆まわりの世界」をポチった。

放浪途中に出逢ったディックの最初の小説。もちろん他の色々な品々同様に放浪途中に紛失。
どんな筋書きだったかも想いだせないが墓場から死者が生きかえるという設定。逆回りに流れる時間。

楽しかったなぁ、あのころ。戻りたくないが。





(死者がよみがえる)とはどういう事なんだろう。
遠い昔に無くした何か。何かがないまま過ぎる月日。無いことに慣れていく日々。何を無くしたのかすら分からなくなる。無くしたことすら忘れる日々。その日々が壊れることによる心の作用。




〈ワンド4〉
迎え入れてくれる館と人たち。ホテルカリフォルニアではなく、ロードハウスだろう。
いずれは立ち去る場所。今は休む。





〈審判〉〈ワンド4〉
まずは肩に担いだ荷物を降ろす。休む。
そうすると、なにを無くしたのかを想いだせる。

探しに戻るも善し、ないままに進むも善し。



乞食、サラリーマン、売春婦、プッシャー、反社会勢力、軍人、役人はどこの国にもいるだろうが、サドゥがいる国ってインド、ネパールだけ?パキスタンやバングラデシュにもいるかな。


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2017年6月3日土曜日

6/3 審判・カップクィーン

東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から21時ころまでいます。

今月は〈審判〉、今日は〈カップクィーン〉

〈審判〉
They will understand that it has been called truly in the past a card of eternal life
 彼らは過去に本当の永遠の命のカードと呼ばれてきたことを理解するでしょう
永遠の命。神から選ばれたものが手に入れる。第二のエデン。
ウェイト氏による、そのような注釈がついています。

では、救済は肉体の死を通過しなければ手に入らないのだろうか?
それはそれで、仕方ないのかもしれない。

肉体の死を通過しなければならないのかもしれないが、俺はもう少し力を尽くし現世で救済は無いのだろうかと探してみます。





〈カップクィーン〉
色白で金髪の女性。夢を見る女性。聖盃を持つ女性。 幻視する女性。
そのような人物に自分を重ね合わせる。

この女性は「マリア」です。
ピエタ。泣くマリア。血を杯で受け止めるマリア。血まみれのマリア。血を流すマリア。ともに悲しむマリア。罪の女。マリア。







〈審判〉〈カップクィーン〉
他者を救済するために自らの血を流せるか。

幻視するマリア。


二年前、巽宮回座の年。風に成れなかった。

今から五年後、坤宮回座の年には畑になる。成れなかったら西が七赤金星なので、インドに渡り旅券も捨ててサドゥになります。
ワンオラクルしたら〈ソード10〉でした。予想通り。



なれるかなれないかは、2019年艮宮回座暗剣殺年にわかる。あと二年。




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2017年6月1日木曜日

6/2 審判・カップ7

東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から21時ころまでいます。

今月は〈審判〉、今日は〈カップ7〉

〈審判〉
墓からよみがえった人たち。

It should be noted that all the figures are as one in the wonder, adoration and ecstacy expressed by their attitudes
彼らの態度によって表現される不思議、崇拝、恍惚のようなものであることに注意する必要があります

墓からの解放。
単に「古い思考や生活パターンから自由になる」というのなら〈悪魔逆位置〉でも構わないでしょう。

意識の変革というほうが近いかもしれない。
変性意識。
アルタードステーツ。
W・バロウズが求めたイェージ。
すぐそこに〈世界〉がある。即〈世界〉の〈審判〉。

信仰を持っている方なら、ご自分の宗教の流派に、神秘主義があるかどうか確かめてください。
創造神との一体感を味わうと、このカードの理解が早いかもしれません。




〈カップ7〉
黒い人物、まだ色がついていない。
雲の中に浮かんでいる〈カップ〉のどれかを選ぶことで、自分の色を出せる。そんなイメージで読んでください。
雲、天界のもの。どれを選んでも吉です。





〈審判〉〈カップ7〉
選ぶ。選んだものを他者を救済するために使う。




俺は何色を選んだら、誰かの役に立つのだろう。


↑は5/30に占った「俺の運命」
翌日に一人の生徒と検討した。

〈カップ2逆〉を、どうするかという点です。〈ペンタクルス9逆位置〉〈ワンドクィーン逆位置〉という、いじけているとこはサラッと流して!

〈ワンド5〉〈ソード2〉〈カップペイジ〉、これらから受ける影響として〈カップ2逆位置〉は、そのままでいいのじゃないかという点で意見は一致。




〈カップペイジ〉
問題ない道。
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6/1 審判・ペンタクルス6

6月に入りました。じめじめした天気が続きますが、自然体でいきましょう。

今月は〈審判〉、今日は〈ペンタクルス6〉

〈審判〉
やなカードだなぁ・・・まだ血肉になっていない・・・などと愚痴をこぼさせてください。

ウェイト氏はキリスト教のベースがぬぐいきれないが、このカードを描いたパメラ氏は「宗教」という枠組みを超えた方ではないかと想像しています。

最後の審判を思い浮かべる方も多いと思います。
墓場から蘇る人々と自分を重ね合わせることもあるでしょう。

しかし、今月はその王道的解釈から少し離れて(天使)の立場から見てみましょう。
救済の知らせをもたらす者。

僕は、このカードにいくつかの単語を当てはめるなら、その一つに「慈悲」という言葉をあげます。

慈悲
他者に利益や安楽を与える、与楽。
他者の苦に同情し救済しようとする思い、抜苦。
岩波仏教辞典より抜粋

妄想かも知れないけど、このカード、そして〈0愚者〉〈世界〉へと続く流れを感じると、パメラ氏は悟った人ではないかとも感じる。 





〈ペンタクルス6〉
「商人の姿をしたものが乞食に恵んでいる」と述べられています。
「A person in the guise of a merchant」なんだよ。
なんで「in the guise of」だろう??

実占時には、〈天秤・バランス〉というイメージを強くして読んで構いません。
人生、うまくはいかないが、ケルト十字を展開して、4番に〈ペンタクルス8〉、10番に〈ペンタクルス6〉なんて並びなら最高だね。






〈審判〉〈ペンタクルス6〉
月の初めから、この並びか。今月の困難さが思いやられます。

商人を装った者は悪人なのかもしれない。偽善者なのかもしれない。
歳をとりすぎたせいか、偽善とか偽悪とか考えるのがめんどくさい。めんどくさいことは大嫌い(笑)

善を行う者は心がどうであれ善人。悪を行うものは心がどうであれ悪人。
"Keep it simple, stupid"

フリでもなんでもOK、今日は「善を行う」

忘れてほしくないのは、善が良くて悪がダメだということじゃないってことなんだ。

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2017年5月30日火曜日

5/31 皇帝・ワンドキング逆位置

東京秋葉原占いマクトゥーブに12時から21時ころまでいます。

今月も終わり。

今月は〈皇帝〉、今日は〈ワンドキング逆位置〉

〈ワンドキング〉
このカードには〈火〉の象徴がてんこ盛りです。
ライオン、トカゲ、髪の色。式帽や衣服の色。

〈キング〉自体が、〈火〉に属する性質を持つので、〈ワンドキング〉は火の中の火。
持っている棒は〈花が咲く棒〉です。選ばれしものが持つシンボル。

実占時には、コートカードですから、質問者や登場人物と読むほうが一般的です。
ただ、ケルト十字で二番、四番、九番にでると、王の性質である〈外部へ向けての行為〉と読んだほうが整合性が出ます。

情熱。正直さ。良心的。
これらのイメージ。

ただ、今日は逆位置に出た。
ワンドのコートカードが逆位置に出ると、少々威圧的、乱暴な人物の印象があります。
今日は自分の行為が、威圧的、乱暴にならないか気を付けよう。






〈皇帝〉
精神世界の権威者。
権力者でもなく、物質界でもないことを忘れずに。
ここで、精神というのは霊的とは違うからね。心というか、前六識といったほうが正しいか。




〈皇帝〉〈ワンドキング逆位置〉
五感から受け取るものに、動揺しないで対処できるかが問われます。




当たり前だが、五感を通じてしか認識できない。
そして、認識したものが正しいかは自分にも、他の人にもわからない。

心によって、五感の作用も変わってくる。
見たいものを見る。聞きたいものを聞く。
心の反射作用が五感の働きを決めると言ってもいいくらいです。


今月は〈皇帝〉だったから、心を鎮めることを第一にしてました。目を閉じて、身体を出入りする空気だけに識を向けていた。
ちょっとだけ、心を鎮めるコツを掴みました。




気分は野良猫で過ごします。
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5/30 皇帝・ワンド6

横浜関内占い月天子に12時から21時ころまでいます。

今月は〈皇帝〉、今日は〈ワンド6〉

〈ワンド6〉
月桂樹の冠をいただき、月桂樹の冠をつけた棒を持ち、足軽たちと共に進む男。
偉大な知らせをもたらす者と述べられています。

凱旋している勝利者ともいう。
ここでの勝利は、単に敵を打ち負かすということではなく、〈ソードエース〉の王冠と結びつけても構わない。

偉大な勝利者の向かう先はどこだろう。
ニルヴァーナかな。

先日、「100万回生きた猫」という絵本を、ふと思い出した。昨日も、ふと考えた。
猫がなぜ生まれ変わることが無くなったのか。
愛する猫と巡り合ったということもあるだろう。
そして、猫は初めて野良猫として生まれ、野良猫として生きて、野良猫として死んだからじゃないかとも思いました。






〈皇帝〉
深く静かに思う。






〈皇帝〉〈ワンド6〉
どこへ向かうのかを深く静かに思う一日。



野良猫が求めるのは心地よさ。

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