今月は【法王】
今日は【ソード5逆】
【ソード5】
この世に確実に存在する〈勝負〉を描いています。食物連鎖を持ち出すまでもなく、この世には〈食うか食われるか〉という場面が時として存在します。
【法王】
神の国のありかたを、この世に伝えるものと言うイメージでも良いでしょう。
ユダヤ教から派生したキリスト教、イスラム教を除いたら、古代の神々も争っていた。慈愛の神と言うのは、たかが2000年ぐらい前から出てきた概念です。
命あるものが、勝ち負けの世界に生きるのは、性(さが)です。
負けたときにどうするかを考えさせられるのが、【法王】【ソード5逆】のセットです。
〈勝ち組、負け組〉というフレーズが流行った時がありました。
妻に「俺って勝ち組かな、負け組かなぁ」と聞いたことがある。
妻は「這い上がり組でしょ」と笑った。
勝負は時の運とは言うけれど、取り返しのつかない負けもある。
そんな時にどうするか。
完全な負けがあるし、再挑戦すら叶わないこともある。
20年程前に完全降伏した時があった。
道を変えるしかなかった。
5つの短い章からなる自叙伝
CHAPTER ONE
第1章
I walk down the street.
私は通りを歩く。
There is a deep hole in the sidewalk.
歩道に深い穴がある。
I fall in.
私は落っこちる。
I am lost … I am helpless.
私はどうしたらいいのかわからない、・・・どうしようもない。
It isn’t my fault.
これは私の間違いじゃない。
It takes me forever to find a way out.
出方がわかるまでものすごく時間がかかる。
CHAPTER TWO
第2章
I walk down the same street.
私は同じ通りを歩く。
There is a deep hole in the sidewalk.
歩道に深い穴がある。
I pretend I don’t see it.
私はそれを見ないふりをして、
I fall in again.
またまた落っこちる。
I can’t believe I am in the same place.
また同じ場所にいるのが信じられない。
But, it isn’t my fault.
でも、これは私の間違いじゃない。
It still takes a long time to get out.
やはり出るのにずいぶん時間がかかる。
CHAPTER THREE
第3章
I walk down the same street.
私は同じ通りを歩く。
There is a deep hole in the sidewalk.
歩道に深い穴がある。
I see it is there.
それがあるのが見える。
I still fall in … it’s a habit … but,
それでも私は落っこちる、・・・これは私の習癖(くせ)だ。
my eyes are open.
私の目は開いている。
I know where I am.
自分がどこにいるのかわかる。
It is my fault.
これは私のしたことだ。
I get out immediately.
すぐそこからでる。
CHAPTER FOUR
第4章
I walk down the same street.
私は同じ通りを歩く。
There is a deep hole in the sidewalk.
歩道に深い穴がある。
I walk around it.
私はそれを避(よ)けて通る。
CHAPTER FIVE
第5章
I walk down another street.
私は別の通りを歩く。
From “There’s a hole in my sidewalk: the romance of self-discovery” by Portia Nelson
作/ポーシャ・ネルソン 訳/深沢道子
今月のインタビュー、運勢を掲載しています。
横浜関内・東京秋葉原の占い師中川オフィシャルサイト
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